失敗しない商品選びのポイント
綺麗なお庭造りを目指し、いざ植木を購入しようとしても、初めての方はどんなものを買っていいものやらなかなか難しいと思います。ここでは、そんな方のために失敗しないための商品選びについていくつかのポイントに分けてご案内致します。
ポイント1:どこにどんな木を植えるのかを明確にする。
一口に「植木」と言っても、その種類は様々です。木の形状や特質なども種類ごとに異なり、それらを考慮して特徴を生かしながら組み合わせ、総体としてのお庭造りを行うことが重要です。
主な植木の種類をご紹介いたします。お庭の環境・条件に適した植木を求める事が、美しい庭をつくるポイントになりますので、どんな種類があるのかを頭に入れておくことが重要です。
- 【高木】
- 高さ3.0メートル以上。景観の中心となり、シンボルツリーにも使われる印象的な木です。
主な高木:イロハモミジ、サルスベリ、シラカシ、ヤシ、コナラ、モミ、クスノキ、ケヤキ、ソメイヨシノ 等
- 【中木】
- 高さ1.0~3.0メートル。庭の奥深さを演出し、広葉樹などで視線を遮る効果があります。
主な中木:オリーブ、キンモクセイ、シマトネリコ、ハナミズキ、ヤマボウシ、エゴノキ、ソヨゴ、常緑ヤマボウシ、ジューンベリー 等
- 【低木】
- 高さ約1.0メートル。根じめや景石の添え、園路沿いの列植、生け垣の裾植え等に利用します。
主な低木:柑橘類、コニファー類、ツツジ類、ブルーベリー、カンツバキ、クチナシ、ナンテン、アジサイ、ヤマブキ 等
- 【生垣】
- 庭の背景を引き立て、道路や隣家からの目隠しとして利用します。
主な生垣:プリペット、レッドロビン、黄金マサキ、トキワマンサク 等
- 【地被類・下草類】
- 根じめや、建物の基礎やアプローチ、園路に沿った縁取り等に利用します。
主な地被類・下草類:クマザサ、ハイビャクシン、フィリフェラオーレア、タマリュウ、オタフクナンテン、セイヨウイワナンテン 等
ポイント2:こだわるべきは元気な「根」
初めて植木を選ぶ際は「見た目」や「値段」に目が行きがちなものです。しかし、根の状態が悪いと、植えた後の生育も思わしくありません。目には見えない部分ですが、植木選びで最も重要なポイントであると言えるでしょう。
その点、弊社で取り扱う商品は根の状態も良く、自信を持っておすすめできるものばかりです。
また、枝数が多く幹も太く、芽と芽の間隔が短いものはとてもよい木です。
そういった点にも注意して商品を選ぶよう心がけてみて下さい。
ポイント3:購入は信用のおけるお店で
縁日や植木市などでは、業者から業者の手にわたるうちに弱ったものもあるので注意が必要です。そういった場所で、見た目や価格のみで購入した結果、すぐに枯れてしまったといった話をよく耳にします。
できることなら、園芸店や弊社のような専門業者などから求めるのが無難です。また、困った時のサポートといった面でもおすすめです。